崖の絶壁をすり抜ける『王の小道』

アルフォンソ13世によって建築された『王の小道』。

エル・カミニート・デル・レイ(El Caminito del Rey)は、スペイン・マラガ県アロラ(Álora)近郊のグアダルオルセ川(Guadalhorce)に沿った花崗岩の峡谷にある古道。”El Caminito del Rey”とはスペイン語で「王の小道」を意味し、また”El Camino Del Rey”(エル・カミーノ・デル・レイ、王の道)とも呼ばれる。ロッククライミングの名所、エル・チョロ(El Chorro)の断崖絶壁に作られているためクライミング目的の観光客がよく訪れるが、現在では道の荒廃・崩落が進んで踏破するには危険な廃道と化しており、基本的に立ち入りは禁止されている。(Wikipediaより)

 1999年、2000年には事故発生件数が増し、4人の登山家が命を落としたため、アンダルシア自治州政府は小道への入り口を封鎖。
違反して進入した者には6,000ユーロの罰金が命じられる。

 下に引用したビデオでは、カメラマンがこの小道を歩いた時の実際の映像が記録されており、視覚的に疑似体験することができる。

 崖に組み込まれた幅およそ1メートルの小道はところどころ崩れ落ち、錆付いた骨組みがむき出しになった箇所もあり、まさにスリル満点、冒険家にはもってこいのルートだ。

http://video.webislam.com/files/2008/06/camino_del_rey.flv