自作ポエム

「純粋経験」

西田幾多郎著『善の研究』を読んで、 「純粋経験」を理解するために子育てに置き換えてみた。 我が子に見る「純粋経験」 蛇口から流れ出る水に手を伸ばし 肌に触れてははじけ散り 枝分かれして落ちゆく流れを まっすぐな眼で見つめる息子よふくよかな手のひ…

あんたたがたはね、 御先祖(うやふぁーふじ)ぬちゃーんかい 見守(みーまんてぃ)うたがみそーちくぃみそーちゃるぐとぅ、 ぬーん心配(しわす)くとぅ ねーらんどぉ、 だぁだぁ んみぃくとぅ たぁがぁ生(んー)だん、 んみぃくとぅ たぁがぁ生(んー)だ…

「残す」ということ (裏題:暇人のたわけ言)

なぜ人間は残そうとするのか わが身のゆえんを 刻もうとするのか 残すことで残らないことだって あるかもしれないのに のこすということは 「貯金をするということ 子供を生み育てるということ 語るということ 描くということ 伝えようとすること」 これは人…

Poesía de Amor Ferviente.

Anoche, el sueño me hizo que tus caricias se convirtieran en cosquillas pícaras en mi seno y los fuegos de las velas, en vano, me llevaron al mundo onírico... Esta noche, ojalá se reavive el fuego de tu pasión hacia mí, que soy toda tuya, …

空と雲とのさかいめ

(これは、ソシュールの言語学に感銘を受けて書いた詩です。)いつか青空のキャンバスが ほんのりゆらゆら火照(ほて)ってく頃 白いもやもやが あてもなくとんぼりひょろひょろ流れゆき なんとなく思ったの どこまでが空でどこからが雲。 毎日同じことの繰…

鯉が恋した夏の川

ある夏の川で、 雌鯉は男に恋をした。夏の終わり、 かなわぬ思いを胸に 鯉はまた次の夏をただ待ち焦がれながら、 はかなき死を迎えた。鯉の恋の歌が、 川に流されて いずこへと 消えていった。 - 川底から 見上げた水面 陽光が とてもまぶしくて うまく見え…

ぐうたら娘はつぶやいた

そんなに寝てばっかりじゃ死んでるのと変わらん、そう言われぐうたら娘はつぶやいた 寝るよりも 夢を見るのが好きなんよ 世のしがらみから 解き放たれて 思いのままに なれるんよそういって、今日もせっせと昼寝した

大好きな手

美しい手が好き真っ赤に染められたつめ先母のぬくもりを蘇らせる生まれて初めて触れた人のぬくもり 大きな手が好き太い指と厚い手のひら父の手を思い出すいたずら小僧のやんちゃな手 小さくても好きなのは働き者のばあちゃんのしわくちゃの手大家族を養った…

海底の夢

海底の夢をよく見るの色とりどりのサンゴ礁に囲まれてゆらゆら踊る海藻たちに手をふり恐竜時代の生き物たちと戯れながら人魚になって大海を自由に遊泳するの悠々といつまでものんびりとどこまでも

心を揺さぶる音楽

スペインギタージプシーの喘ぎ音楽それは生きていることの証Canto, luego existo.「歌う、ゆえに我あり」そう全身で表現する歌声に心の芯がみぞうちの部分がブルブル震えるんだ

『記憶』 Memory

ココハドコ? Where am I? ワタシハダレ? Who am I? ココハドコ? Where am I? ワタシハダレ? Who am I? ヨーコ Youko ヨーコ Youko どこに居るの Where are you? ヨーコ Youko ヨーコ Youko もう時間です It´s already time ヨーコ Youko ヨーコ Youko 帰…

「蜃気楼の街で」

(AnikoのYahooブログに掲載した自作ポエムです。下記にYahooブログからそのまま引用します。) たくぽくさんの詩「この街」に魅せられて、私も同じ題で同じモチーフを使って書いてみました。 「蜃気楼の街で」この街はいつからか 色あせたCanvas 夏の陽ほんの…

Fija Byron(ふぃじゃバイロン)さんのBBC取材記事

沖縄語復興に情熱を掛けるFija Byron(ふぃじゃバイロン)さんのBBC取材記事が2010年10月9日付でオンライン新聞にUPされました。 タイトル部分が "Anger simmers over Okinawa base burden"(沖縄基地負担に煮え立つ怒り) となっていますが、実際のタイトル…

可能性がそこに

夢は遥か遠く空の彼方 現実はこの足元に広がる大地 そして可能性はこの 大地をめいいっぱいに蹴りあの 大空へと飛躍するその 先にあるものありつづけるもの現実と夢の 現実と理想の狭間に おいでよと 手招きしている

きょうというひ。

きょうというひは わけも無くマウスでグルグルと円を描き わけも無く憂鬱で いつのまにか想像の火花がぱちぱちと 舞っているのだきょうというひは へんちくりんなカップルの ねっとりとした口付けを眺めながら キスをする文化としない文化について 論文でも…

Una mirada fría 冷めた目

Una mirada fría cuando apenas asoma sus amargas sonrisas Una mirada fría cuando a sus tristes corazones se le caen lagrimas secas */*----*/*----*/*----*/*-- 冷めた目の 苦い微笑み のぞくとき冷めた目の 悲しき心 涙して

なぜだろう

なぜだろう 悲しいのは なぜだろう 虚しいのは これからもずっと? いずれは変わる?

泣かないで

金曜帰ってくるなり大粒の涙を流してる 彼を乗せるはずの飛行機キャンセルされて明日来ることになったのたった2時間なのに・・・悲しくなんてないのに涙が止まらないの変だよねおかしいね おかしくないよそういうことってあるんだよだからこうして抱きしめて…

雨降ルト

雨降ルト胸踊ラセテ傘二本