Fija Byron(ふぃじゃバイロン)さんのBBC取材記事

沖縄語復興に情熱を掛けるFija Byron(ふぃじゃバイロン)さんのBBC取材記事が2010年10月9日付でオンライン新聞にUPされました。

タイトル部分が

"Anger simmers over Okinawa base burden"(沖縄基地負担に煮え立つ怒り)

となっていますが、実際のタイトルは

"Wannabe rockstar keeping Okinawan language alive"(沖縄語を活気づけるなんちゃってロック・スター)

が正しいようです(実際に本文の内容も基地問題には触れてません)。

記事の最後には、沖縄語の消滅を危惧するバイロンさんのコメントがあります。

"If things continue this way, then Okinawan languages will die out. There is no compulsory language education - so in 10 years no one may speak Okinawan."

記事を読んで

あと10年、これには度肝を突かれた。
確かに、実生活の中で沖縄語を使ってきた人々の世代は、
あと10年もすればごく僅かな割合になってしまう。

ぐずぐずしてはいられない。
本当に自分の故郷を愛しているのなら、
それだけの誠意と情熱をかけて
言葉とそこに息づく文化・概念を
自分たちの子や孫に
つなげてゆかなければ。

自分は他にもやることあるから
なんていかにも他人行儀で、
かまけていたのが情けない。

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ひとりむにぃ』 by "Aniko-Spain"

ばーちゃんの言葉が

死にかけている。

先祖代々息づいた

言葉に根付く文化が

言葉とともに

途絶えようとしている。


やれグローバル化

やれ国際化と

外ばかり見つめていたら

足元のてぃんさぐぬ花は

すっかり枯れて

うな垂れている。


私は外国語を話し

私は日本語を話し

私はそれらの言語で

「沖縄人です」と

誇称する。


そうでしたか、

母語を捨ててしまった

あの島の人ですか、

お気の毒に。


そう返されて

虚しくぽつんと

独り言(ひとりむにぃ)。


わんねぇ、うちなぁんちゅ

やいびたん。

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将来、こんなさびしい状況になって欲しくはないので、
今からリベンジ沖縄語習得、本気で取り組みます!

以上、自分への宣言。おわり。