子供の習い事について考えたこと

コロナ下で運動公園や様々な課外活動施設(スイミングスクール、ダンス・音楽教室等)が閉鎖されている今日。同じ毎日の繰り返し。幼稚園から帰宅後、ご飯を食べて、休憩して、夕方の17時から20時まで外遊び。 そんな毎日に変化をつけたいと思い、仲良しの子…

言葉と思考力について

断捨離をして気が付いたことがある。言語関連の本がたくさんあり、捨てられない。語学書、言語学専門書、文法書等だ。 私は今まで、なぜこれほどまでに「言葉」というものにこだわってきたのだろうか。 大学の専攻を決める際には、英文科志望にも関わらず日…

スペインの「新たな日常」

7月3日(金)から12日(日)までの日記。 先々週末、夏休みに入ったと思ったらあっという間に一週間が過ぎてしまった。今年も例にならって里帰りをしているのだが、やはりコロナの影響でいつもとは勝手が違う。 ・これまでは毎年夏休み、帰郷する度に実家で…

その人の横顔はまっすぐ遠くを見つめていた。

細く落ち着いた声だった。 歯車のように組み合わされた両手は、しかし、かすかながら震えていた。 ダンテの神曲を語るたび、巻き髪がプルプルと揺れていた。 議論が交わされる。目の前を飛び交う言葉の数々。 右向け、左向けと、まるで他人事のように眺めな…

ミケ

久しぶりのお絵かき。ミケ。

「チュロス屋のどでん」

西田幾多郎の「アブセンス・オブ・マインド」を読んで思い出した自分のエピソード。 「チュロス屋のどでん」 ある朝、チュロス屋さんで注文が出来上がるのを待っていた。 揚油の香り立ち込める小さな店の片隅のテーブル席に腰を掛け、靄がかった通りを横目に…

「純粋経験」

西田幾多郎著『善の研究』を読んで、 「純粋経験」を理解するために子育てに置き換えてみた。 我が子に見る「純粋経験」 蛇口から流れ出る水に手を伸ばし 肌に触れてははじけ散り 枝分かれして落ちゆく流れを まっすぐな眼で見つめる息子よふくよかな手のひ…

主婦、母親って何なんだ・・・。

私は理屈っぽいのかもしれない。いつも考えすぎる。考えばかりが先立ってただ立往生するばかり。 だから、これから書くことも屁理屈なのかもしれない。自分を客観的に見て冷静でありたいとはいつも思うがやっぱりそう簡単ではない。専業主婦の育児に奮闘する…

ブログを書かなくなってもう一年以上過ぎていたなんて、自分でもびっくり。日記はちょこまかと書き貯めてきたのだけど、ブログでの公開はしてなかったんだ。この日記、私以外に読んでくれる人がいるんでしょうか〜疑問。まあでもマイペースにまた書き始めよ…

La Palma島の山火事

カナリア諸島のラ・パルマ島の山火事。 まだ完全には消火されていないらしい。ドイツ人の男性が使用済みのトイレットペーパーを燃やして処理しようとしたらそこから火が燃え広がり、島の6パーセントを上回る山岳地域が火の車に・・・。自然保護官の男性が死…

あんたたがたはね、 御先祖(うやふぁーふじ)ぬちゃーんかい 見守(みーまんてぃ)うたがみそーちくぃみそーちゃるぐとぅ、 ぬーん心配(しわす)くとぅ ねーらんどぉ、 だぁだぁ んみぃくとぅ たぁがぁ生(んー)だん、 んみぃくとぅ たぁがぁ生(んー)だ…

井筒俊彦、イスラーム文化に対する日本的アプローチ

井筒俊彦氏「イスラーム文化―その根底にあるもの―」ワイド社岩波文庫156、第二刷、2001年(第一刷、1994年)。このを読んでみようと思ったのは、日本の思想史について、とくに明治以降のそれについて考察しようと思ったからだ。古代からのアニミズム(自然崇…

「残す」ということ (裏題:暇人のたわけ言)

なぜ人間は残そうとするのか わが身のゆえんを 刻もうとするのか 残すことで残らないことだって あるかもしれないのに のこすということは 「貯金をするということ 子供を生み育てるということ 語るということ 描くということ 伝えようとすること」 これは人…

月ぬ美しゃ

月ぬ 美しゃ 十日三日 La hermosura de la luna, diez días y otros tres 女童 美しゃ 十七つ La hermosura de la moza, diecisiete ほーいー ちょーがー 沖縄という魔法が解けてゆく 幼き心に焼きついているはずの 香りも風景も言葉も音楽も 全てはぼんやり…

MAO二日目

本日の科目 東洋社会の変化 Cambio Social Asia Oriental 考えたこと ・大切なのは記憶よりも、多角的な視点を知り、自分なりに考察すること。 ・逐語訳より意訳。話者の意図を的確に理解した上で、聞き手にとって分かりやすい訳にする。そのためには多少文…

内向的な私なりの対人方法

私は周りからはよく「いつも明るく元気」といわれる方だが、自分では内向的な性格だと認識している。そんな私は対人関係があまり得意ではないものの、いくつか心がけていることがある。例えば、私は大学の授業中に自ら進んで意見を述べるタイプではないが、…

皆様お久しぶりです。ここサラマンカは大分寒くなってきましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。私、はい、生きておりますとも(笑)実は、今年度10月からサラマンカ大学教育学部で教員養成修士課程を始めました。中学・高校の教師になるための1年コース…

ペンポスがいっぱい

昨夜、私の中からたくさんのへんてこな妖精たちたちがポロポロポロポロあふれ出てくる夢を見ました。 すくい上げようとすると、ちょうどゆでたての白玉団子のようにツルルンポンっと滑ってしまうの、可愛かったな。 また夢で会えますように。

英語プラグマティズム

Peter Grundy(ピーター・グランディ)Doing Pragmatism「プラグマティズムを実践する」PDFのリンクがこんなところに。http://en.bookfi.org/book/1132383

来年も日進月歩。

今朝、郵便局(Correos)の窓口で応対してくれたおばちゃんから書類記入の指示を受けた際に、ボールペンを貸して下さいとお願いしたら、「持参しなきゃダメじゃない」と怒られちゃった。 当然のように備え付けのボールペンを貸してもらえるという日本での感…

グレドス山系の天然プール Pozo de las Paredes

Aniブロ読者の皆様、ご無沙汰しておりました、気まぐれブロガーのAnikoです。先日、念願の天然プール、ポソ・デ・ラス・パレデス(Pozo de las Paredes)に行って参りました。 そこは「壁囲いの井戸」という名前の通り、高さ約10メートルの崖断面とローマ風…

日記のつもりがこんなことに・・・ 暇な人だけご覧あれ。

毎日試験勉強で閉じこもり状態だけど、これがちゃんと実になって修業できるなら喜んで閉じこもりましょう!なんていいつつ、窓の外は紺碧の空、飛び交うつばめたちの鳴き声、お外に出たくなっちゃうわ。ここんところ日記をおあずけしていたので、ざっと一週…

El Castillo de Buen Amor 「良き愛の城」

(以下の文章はカスティーリャ・イ・レオン自治州テレビ局編纂による特集ビデオを主な情報源とし、その他複数のスペイン語サイトをもとに書き記したものです。詳しくは後述のリンクをご参考ください。)スペインはカスティーリャ・イ・レオン自治州サラマン…

「私の一番伝えたいメッセージ、それは『戦い続ける』こと。」

本日、サラマンカ大学文献学部の大講堂(Aula Magna)で、Luis Garcia Jambrina(ルイス・ガルシア・ハンブリナ)教授の主催する詩の朗読会の一環として、スペイン女性詩人Almudena Guzman(アルムデナ・グスマン)氏が来訪し朗読及び講演会が開催された。 …

授業フィードバック:20世紀北米演劇

本日の授業構成 ウォーミングアップ: ゲーム: O'Neill, Eugene. Desire under the Elms (1925). In The Collected Plays of Eugene O'Neill. London> Jonathan Cape, 1988. Hellman, Lillian The Children's Hour (1934).In Six Plays by Lillian Hellman. N…

授業フィードバック:英文学の果実をかじり、味わいつつ。

サラマンカ大学英語科4年目にして、ようやく英文学を楽しめるようになりつつある、というよりも喜びが苦痛を上回った、という方が正確か。そりゃいくらなんでもエンジンかかるのが遅すぎなのは?というご批判もありかと自覚の上で。 Olga Barrios 女史が講師…

自家製ヘアパックに挑戦!の巻

昨日の日記にも書きましたとおり、数週間前に下手なソバージュをかけてもらってぼさぼさヘアになってしまったAnikoです。なんとかお金をかけずに家でできる自家製ヘアケアアイテム、パックレシピを検索してみましたら、いろいろ出てきました。中でも目立つの…

のほほんな一日は明日のヤル気エネルギー源★

いつもご閲覧ありがとうございます、気まぐれブロガーのAnikoです。 本日の日記は長くなってしまったので読みやすいよう小見出し付にしましたから、どうぞお好きなように飛ばし読みでもしちゃってくださいませ★久々の友人とゆんたくナイト 昨日は久々に会っ…

知らない人同士のユーモアたっぷりな会話に魅了されて。

お久しぶりでございます、スペイン人の会話の卓越さには日々舌を巻いてしまうAnikoです。先日、川辺で日光浴に勤しみながら、ひょんな光景を目の当たりにしました。10才前後の女の子が腰の辺りまで水につかる程度の浅瀬から辺りで待つ両親に向かって、「さて…

Poesía de Amor Ferviente.

Anoche, el sueño me hizo que tus caricias se convirtieran en cosquillas pícaras en mi seno y los fuegos de las velas, en vano, me llevaron al mundo onírico... Esta noche, ojalá se reavive el fuego de tu pasión hacia mí, que soy toda tuya, …