ちょびっとムカついたけど、ちょっと呆れ笑い。

『さー、いっちょ仕事しましょか♪』

朝食後、一日の始まりに気を引き締めるために、珈琲を入れる。

一日に平均で3杯くらい飲むのが私の日課で、

だいたい小さじに4杯分くらいの濃い目の珈琲をまとめて作りおきして置いて、

あとからちょびちょび味わうのが楽しみ。


ところが昨日、

ピソの同僚でドイツ出身の女の子、珈琲好きのイサベルちゃんから

「Anikoの珈琲少しもらっていい?」と聞かれて

「もちろん♪」と答えた後、

私がお代わりしようとしたら、

4分の1リットルくらい残っていた珈琲が

すっからかんになってて、

しかも飲みッパのままの珈琲入れが

夜までそこに置きッパされてるってばよ。

おいおい、とか思いながら

ひとまず容器を洗い、

まぁいいか、とその場で忘れる。


翌日、つまり本日、

朝から忙しく珈琲を飲み忘れていたけれど、

そろそろ落ち着いた頃だったので先ほど台所へ。

すると朝作っておいた珈琲が見事に消え去ってるじゃありませんか!

ちょっとそりゃないよイサベル〜!

今度は尋ねもしなけりゃ残してもないし、

容器はこれまたほったらかし。

とほほぉ。


でもさ、本人は悪気ないんだと思う。

ただ遠慮も無いわけで、ちょっとだけだらしも無いけれど。



いちいち目くじら立てててもしゃーないし、

昨日の今日でちびっとムカついたけど、

ちょっと呆れ笑い。